長田神社
ナガタジンジャ
由緒
当社は、延喜式神名帳に小十座の一、美作国長田神社とある。また、三代実録に貞観6年8月15日美作国従五位下長田神社授従五位上とあり、布施郷一宮美作国九宮とある。
中古には牛頭天王とも称している。天文年中尼子晴久が、社殿を建築し、寄進した。慶安2年美作国主森内記が神鏡一面を寄進した。
明治12年上長田、下長田所在の九社を合祀した。大正11年郷社に列格した。

お田植祭
長田神社・真庭市
タグ:神事
基本情報
神社コード | 14057 |
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神社名 | 長田神社(ナガタジンジャ) |
通称名 | 天王さん |
旧社格 | 郷社 |
鎮座地 | 〒717-0506 真庭市蒜山下長田1097 |
電話番号 | |
FAX番号 | |
駐車場 |
御祭神 | 事代主神 |
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御神徳 | |
主な祭典 | |
宮司宅電話 | 0867-66-3524 |
URL | |
特記事項 |
- 交通アクセス
- 氏子地域
- 真庭市(蒜山下長田、蒜山上長田)
神事一覧
お田植祭 | 祭礼日時:5月5日10時 | 文化財指定: 有 | 神事詳細 |
毎年5月5日特殊神事としてお田植祭(菖蒲祭)が稲の豊穣と氏子の繁栄(安産) を願って行われる。
拝殿に神饌として産米(ウブゴメ・洗米に煎った黒豆とミョウガの茎を刻んで混ぜる)、スルメ、ウド(山ウドの若芽)、赤飯、寿司、煮しめ等が供えられ、実際の農具をかたどった木製の農具を使用し、牛による荒起こしから鍬代までを忠実に再現する。
神事には「オサン」、「百姓頭」、「田人」の役掌がある。
「オサン」お産役を演ずる役。産米を奉持し、昇殿の途中に懐中から「御子代」(ミコシロ・祭の前夜宮司が秘かに紙で人形を作り、奉書で包んで御子と墨書する。お産の御守)を階段の途中に落とす。この位置によりその年のお産の難易を占う。
「百姓頭」お田植祭の指揮者であり、時には農夫、牛使いを演じる役。
「田人」菖蒲を牛の角に見立てて額に角形に付け、農具を牽く役。
お田植えの準備が終わると、宮司は菖蒲の束を稲苗に見立て、三台の三方に3等分 して置く、中央が中稲、右が早稲、左が晩稲で束の数が最も多いのが豊作と占う。神事終了後、産米と菖蒲は拝殿に置かれ、産米は産婦が、菖蒲は苗代の水口に、牛の角に使った菖蒲は牛舎に掛けて御守とする。