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川合神社

カワイジンジャ

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由緒

 当社の草創は、古代に遡ると思われる。上房郡誌によると「往古は川合山のみねに石の宝殿を造り鎮座したり、古代の岩あり、正徳5年12月、今の地に奉遷したり」と記されている。 
 川合山の頂上に「石の宝殿」がありそこに祀られていたという。古代、神の「依りしろ」は山や森や池等であったり、大木であったり、巨岩、巨石であった。故に石の宝殿に祀られていたと伝えられるのは常識であろう。
 川合山は、吉川川や宇甘川の両川の合流点に屹立し、神の「依りしろ」として、ふさわしく神々しい山容をなしている。古代の人は、ここにこの地の地主神を祀ったのである。
 先年宝殿の遺跡を発掘したところ、弥生時代の土器、石器が出土し、人々を驚かせたのであるが、これらから考えられることは、川合神社の草創は古代であったと思われる。川合山を中心に、前の原を神原といい付近に御神山、巫子山、巫子岩があり、向かいの高祖の山の段からは、寛保元年に土中から、古刀2口古鏡1面、古銅器1個、瓦器数個、銅、焼物の鈴などが出土した。
 これは、古墳時代のものと考えられ、古代より長期間、川合山がこの地方の信仰の中心であった。川合神社に、八幡神を勧請されたのはいつ頃か。これも確たる証拠になるものはない。ただ川合神社と清水寺とは非常に関係が深かったらしく、備中誌よると、社僧は清水寺から任じられたという。

ギャラリー

  • 夏祭だし
  • 夏祭だし

    夏祭だし

    川合神社・吉備中央町

    タグ:行事

    毎年8月23日の夏祭に催される。 境内に7ヶ所の小屋が設けられ、それに2体又は3体の人形が置かれる。その特色は胴体、腕、手、足はをワラで作り、衣装、着物は色紙をハサミや小刀で裁って糊で張り合わせて着せられる。
    古くは疫病の退散と五穀豊穣を祈願するためであったが、長い間には芸術性を加え、 歌舞伎のだし物をつくるようになった。今では氏子、各区青年の手により、一ヶ月近くもかかって作られ、その日は花火も盛大に上げられる。(岡山県重要民俗資料)

    基本情報

    神社コード 11028
    神社名 川合神社(カワイジンジャ)
    通称名 川合八幡宮
    旧社格 村社
    鎮座地 〒716-1111 加賀郡吉備中央町田土3113・湯山2
    電話番号
    FAX番号
    駐車場
    御祭神 足仲彦尊,氣長足姫尊,譽田別尊
    御神徳
    主な祭典 4月17日:祈年祭
    8月23日:献燈祭
    10月18日:例祭
    宮司宅電話
    URL
    e-mail
    特記事項 献燈祭は岡山県の民俗資料無形文化財に指定されている
    交通アクセス
    岡山自動車道賀陽ICから県道57号総社・賀陽線を北東へ15km、同県道と、県道63号高梁・建部線の交わるところ
    氏子地域
    加賀郡吉備中央町(田土、湯山)
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