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吉備津神社

キビツジンジャ

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由緒

 当社の御祭神は第7代孝霊天皇の皇子の「大吉備津彦命」であり、第10代崇神天皇の御代に吉備の国に下られ、温羅(うら)と言う悪者を平らげて平和と秩序を築き、この地に宮を営まれて吉備の国の人々のために殖産を教え、仁政を行ない、長寿を以てこの地に薨去せられた。
 社伝によれば仁徳天皇が吉備の国に行幸した時、御創建になった。後に延喜の式が定まると名神大社に列し、やがて一品の位になったので一品吉備津宮、また三備(備前、備中、備後)の一の宮と称せられ、昔から産業の守護神として、また長寿の守り神として全国の人々から深く信仰されている。

ギャラリー

  • 廻廊にて
  • えびす祭
  • 矢立の神事(2)
  • 矢立の神事(1)
  • 千載楽
  • 七十五膳据神事(2)
  • 七十五膳据神事(1)
  • 中山を背にした本殿
  • 大銀杏の気根
  • 廻廊
  • 垂れ桜と宇賀神社
  • えびす宮と紫陽花
  • 七十五膳据え
  • 廻廊にて

    廻廊にて

    吉備津神社・岡山市

    2017.12.22
    タグ:風景,建物,人物
    えびす祭

    えびす祭

    吉備津神社・岡山市

    タグ:冬,祭

    1月10日に境内神社のえびす宮で行われる。当日は福笹や熊手を求めて大勢の参拝者で賑わう。

    矢立の神事(2)

    矢立の神事(2)

    吉備津神社・岡山市

    タグ:冬,神事

    この矢立神事は東西南北に神矢を射て鬼神の侵入を防ぐ四方祓神事に、当社に伝わる桃太郎の鬼退治(吉備津彦命の温羅退治)の神話を重ねて由来した神事である。

    矢立の神事(1)

    矢立の神事(1)

    吉備津神社・岡山市

    タグ:冬,神事

    四方祓を加味して正月三日に斎行する。この神事の故事は「吉備津神社の北西8キロメートルの新山に温羅という鬼神が居り、凶暴にして庶民を苦しめていた。吉備津彦命は吉備の中山に陣をとり鬼神と互いに弓矢を射るが両方の矢は空中にて衝突して海に落ちてしまう。そこに矢喰宮あり。また中山主神は鬼神の矢を空中にて奪取す。当社のご本殿の矢取明神はこの神を祀る。この戦の時、吉備津彦命はその矢を岩の上に置 いたのでこの岩を矢置岩を呼ぶ。」とあり。また「中古より箭祭神事あり、願主は桜羽矢または白羽矢を献る。神官その矢を矢置岩に立てて天下泰平を祈祷し、のち御蔵矢神社に納める例なりき。」とある。

    千載楽

    千載楽

    吉備津神社・岡山市

    タグ:秋,行事

    秋季大祭に併せ町内会からは賑やかな千載楽が繰り出される。

    七十五膳据神事(2)

    七十五膳据神事(2)

    吉備津神社・岡山市

    タグ:秋,神事,祭

    膳の形は御掛盤・平膳・高杯・瓶子など種類がありますが、どれも黒漆塗りの立派なもの。それぞれの膳には春は白米、秋は玄米を蒸して円筒形の型にはめて作った御盛相(おもっそう)を中心に鯛や時節の山海の珍味で四隅をはり柳の箸がそえられる。

    七十五膳据神事(1)

    七十五膳据神事(1)

    吉備津神社・岡山市

    タグ:秋,神事,祭

    10月第2日曜日に執行される秋季大祭に執り行われる献饌行事。御供殿(ごくうでん)に大祭の世話人が十数人集まり、七十五膳やその他の神饌、神宝類、奉供物を前日までに準備し、300メートルに及ぶ廻廊を本殿まで運ぶ。

    中山を背にした本殿

    中山を背にした本殿

    吉備津神社・岡山市

    タグ:風景,建物

    吉備津神社本殿は吉備津造りとも呼ばれる比翼入母屋造りで国内唯一の建築様式である。

    大銀杏の気根

    大銀杏の気根

    吉備津神社・岡山市

    タグ:風景,木
    廻廊

    廻廊

    吉備津神社・岡山市

    タグ:風景,建物
    垂れ桜と宇賀神社

    垂れ桜と宇賀神社

    吉備津神社・岡山市

    タグ:風景,花
    えびす宮と紫陽花

    えびす宮と紫陽花

    吉備津神社・岡山市

    タグ:風景,花
    七十五膳据え

    七十五膳据え

    吉備津神社・岡山市

    タグ:神事,祭

    「七十五膳据え」は春季大祭(5月第2日曜日)と秋季大祭(10月第2日曜日)に行われる。この祭は神社にとっては最も大切な神事であった。現在は前日に、長い廻廊の端にある御供殿という建物に数人の世話人が集まって七十五の神膳を作る。膳の形は御掛盤や平膳や高杯や瓶子など、いろいろの種類があるがそれぞれの膳には白米または玄米を蒸して円塔形の型にはめて作った「御盛相(おもっそう)」と称する飯が中心に置かれ、鯛やそのほかの魚、昆布、竹の子などの野菜、それに柳の箸がそえてある。
    膳はみな黒漆塗で、桐紋のついた立派なものである。御掛盤は二人でこれをささげもってはこぷ。平膳その他は一人で持って運ぷ。膳の前には、武具や小鳥をもつ人びとが行列をする。その行列は警固三人、榊持ち、氏子総代、獅子二頭、猿田彦、鉄砲(男児)、鳥籠持(女子)、弓持、矢持、鉾、大太刀、小太刀、五色の幣、御冠、宮司、御掛盤、高杯、神酒、鏡餅、果物、菓子、絹布、綿布、平膳の順序で百数十人の長い行列がつづく。
    行列は御供殿から廻廊を進み、先頭が南随神門につくと、いったん停止する。宮司が随神門の神に対して祝詞を奏上する。それが済むと行列は再び進行し、本殿の前につく。そこで待機中の神職が供奉者が持ち運んできた神膳やそのほかの供物を全部受けとって、つぎつぎと神前にそなえる。ここに宮司が祝詞を奏上し、拝殿で巫子の神楽があって祭事は完了する。この神事は午前11時すぎに始まり午後1時ごろ終わる。まことに優雅にして荘重な神事である。

    基本情報

    神社コード 10041
    神社名 吉備津神社(キビツジンジャ)
    通称名
    旧社格 官幣中社
    鎮座地 〒701-1341 岡山市北区吉備津931
    電話番号 086-287-4111
    FAX番号 086-287-7644
    駐車場 有 400台
    御祭神 大吉備津彦命
    御神徳 延命長寿
    主な祭典 1月3日:矢立の神事
    5月第2日曜日:春季大祭
    10月第2日曜日:秋季大祭
    宮司宅電話 086-287-6435
    URL
    e-mail kibitsu@po.harenet.ne.jp
    特記事項 鳴釜神事(金曜日は休み)
    交通アクセス
    JR吉備線吉備津駅から東南へ600m
    氏子地域
    岡山市北区(吉備津、納所)

    神事一覧

    鳴釜 祭礼日時: 文化財指定: 無
    夏越祓 祭礼日時:6月30日15時 文化財指定: 無
    御奉射 祭礼日時:1月3日9時 文化財指定: 無
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