神事の紹介
卜祭神事
春日神社
701-4301 瀬戸内市牛窓町長浜914
- 祭礼日時
- 1月10日10時(現在は1月第3日曜日に斎行)
- 文化財指定
- 市文化財
春日神社幣殿に於いて祈年祭に続いて卜祭を実施する。その儀、予め釜場にてご飯と共に炊き上げた3本の竹筒を三方に載せ神前にお供えし大祓詞を奏上する。次に献饌、次に3本の竹筒を半割する。次に竹筒の中身を確認する。次に神託行事により米の作柄の豊凶を占う。次に参拝者に豊凶の説明を行う。○竹筒の作り方1、女子竹 長さ 2寸5分(7.6糎)直径6.5分(2.0糎)2、3本の竹筒に番号をつける。3、中心を割って合わせ3本を竹の皮で結ぶ。〇粥の炊き方1、米・大豆・小豆を配合する。米3升・大豆3合・小豆3合(大豆・小豆は米の10分の1の量)2、これらを洗って混合、竹筒を入れてご飯のやわらかい位に煮る。3、炊き終わったら竹筒を取り出して、器にご飯を盛りその上に竹筒を乗せ、三方に乗せて神前に供える。4、大祓詞を奏上する。5、竹筒を割り米の多少により占う。6、占い方 ①の竹筒に米の量が多い場合-早生が豊作、雨量は始め心配ない。②の竹筒に米の量が多い場合-中手が豊作、雨量は中頃心配ない。③の竹筒に米の量が多い場合-晩稲が豊作、雨量は後期心配ない。④大豆・小豆が多い場合-稲は全体に不作。「邑久郡誌抜粋」当社には古くより卜祭と称へ、神前にて粥を炊き其中に長さ2寸5分の竹筒3本を入れ、以て其年の五穀の豊凶を占ふ、是れ往古よりの神託によれるものと口碑に存す。神託行事は1月10日なり。-春日神社祭礼に献納する神事の概要-両手桶に醸酒を入れ之を御水と云う。ゆりわ桶に米6升の御飯を山形に盛り、中央に幣を建つ。ゆりわ桶に同上。ゆりわ桶に小判型の餅数百個を入れしもの。ゆりわ桶に洗米を入れしもの。以上何れも沐浴斎戒せし末、成年の女子頭上に頂き、多くの人に助けられて社殿に詣れば、神官之を受けて神前に供し、それより正午に至れば酒宴を開き、其後参詣の人々に供物を配る。1月14日、其年播植する穀物の豊凶を神前にて撰擇し、予知するの神事あり。其名近郷に高し、たとへば早稲吉、晩稲凶、大豆吉等の如し。
神事の分類
神事の詳細
祭りの時間帯 |
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祭りの対象 |
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祭祀規程上の区分 |
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祭りの趣旨・由来 |
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祭りの規模 | 祭典奉仕の神職数 |
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祭典奉仕の神職 以外の祭員数 |
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祭典の参列者数 |
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祭礼行事の神職・ 祭員以外の所役 |
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神職以外の祭りの奉仕者 |
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神饌・供え物 | 品目 |
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供え方 |
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芸術・文芸・物品奉納供進等の行事 |
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競技・演武等の行事 |
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芸能 |
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こもり・禁忌・禊祓・神占などについて |
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ヤマ・屋台・山車・ダ ンジリ・舟・その他の 工作物(大きな人形な どを含む)の設置・曳き 回しについて |
呼称 |
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形態 |
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神輿(鳳輦を含む)と神輿渡御 |
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行列・社参・参列 | 形態 |
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一般の参列の可否 |
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その他の行事・所作 |
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祭りの時間帯
- 午前
祭りの対象
- 本社(本殿)奉斎の祭神
祭祀規程上の区分
- 例祭以外の大祭
祭りの趣旨・由来
- 皇運の隆昌と氏子・崇敬者の繁栄を祈念する恒例の祭り
- 農耕に関わる由緒や伝承がある祭り(御田植祭など)
祭りの規模
祭典奉仕の神職数
- 1名
祭典奉仕の神職以外の祭員数
- なし
祭典の参列者数
- 30名前後まで
祭礼行事の神職・祭員以外の所役
-
神職以外の祭りの奉仕者
- 女性(既婚・老壮年)
- 総代(全員または代表・有志・選抜者)
神饌・供え物
品目
- 特別な飯(特殊な炊き方、調理、盛り方、供え方の飯がある)
- 豆類(豆、または豆製品が必ず供えられる)
供え方
- 熟饌(必ず調理した神饌が供えられる)
- 高盛り、盛相など盛り方に特色がある
芸術・文芸・物品奉納供進等の行事
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競技・演武等の行事
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芸能
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こもり・禁忌・禊祓・神占などについて
- 託宣・神託(粥占・筒粥、年占行事などを含む)
ヤマ・屋台・山車・ダンジリ・舟・その他の工作物(大きな人形などを含む)の設置・曳き回しについて
呼称
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形態
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神輿(鳳輦を含む)と神輿渡御
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行列・社参・参列
形態
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一般の参列の可否
- 一般の方の参列・参加の希望があれば歓迎する
その他の行事・所作
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春日神社の神事一覧
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